特長
「速凍(はやと)くん」は熱伝導率の良いリキッドフリーザーのノウハウを生かして開発された、簡易式コンタクトフリーザーです。
液パックに挟むのでエアブラストに較べて熱伝導率が大幅にアップ。
凍結速度は通常冷凍の6倍から10倍です。
急速凍結なら、食材の細胞を傷めずに美味しい凍結ができます。
急速凍結ってなに?
急速凍結とは物が凍る時に水が氷になる温度帯(-1℃から-5℃)を最大氷結晶生成帯と言い、この生成帯を30分以内で通過させることを急速凍結と定義しています。
急速凍結なら細胞が歪まず凍結
たいていの食材は冷気が外側からあたることもあり、外側から凍り出します。
凍りだすと浸透圧の原理から細胞外に大きな氷結晶ができ細胞を歪ませたり、破壊してしまいます。
急速冷凍するとこのような氷結晶の成長が始まる前に氷になるので細胞内で氷結晶が生成されます。(細胞内凍結)
結果として細胞を歪めないきれいな凍結ができるのです。
なぜ家庭で急速凍結は難しいの?
例えば冷凍食品などを工場で凍結させる場合には急速凍結が行われています。
トンネルフリーザーという何千万円もする機械を使って急速凍結させます。
小さな店舗で急速凍結させる場合でも100万円以上もする急速凍結庫で食材に風を当てて熱を奪い急速凍結させます。
また熱伝導率の良い液体を使って急速凍結を行う場合もありますが、こちらも機械は300万円以上してしまいます。
これらのことから、家庭で急速凍結させることは現実的には難しいのです。
速凍くんの誕生
ダイレイとテクニカンがタイアップ
安価でしかも質の良い急速凍結できる機械を探したところ、リキッドフリーザーという急速凍結機を製造している株式会社テクニカンに出会いました。
株式会社テクニカンでは既に家庭向けに安価で急速凍結できる「トレジャーボックス」を発売していたので協力をお願いして、-60℃という超低温化でも凍らない「速凍くん」を開発してもらいました。
冷凍時間の比較
冷凍食材 | 重量(g) | 通常の冷凍時間 | 速凍くんによる冷凍時間 |
---|---|---|---|
ハンバーグ | 120 | 184分 | 23分 |
鮭 | 90 | 138分 | 10分 |
レトルトカレー | 220 | 228分 | 31分 |
重量(g) | 通常冷凍 | 速凍くん |
---|---|---|
120 | 184分 | 23分 |
重量(g) | 通常冷凍 | 速凍くん |
---|---|---|
90 | 138分 | 10分 |
重量(g) | 通常冷凍 | 速凍くん |
---|---|---|
220 | 228分 | 31分 |
- ※−10°Cまでの到達時間
- ※冷凍時間は目安であり、気温や食品の保存状態、本品との接触状態などにより異なります
SPEC
仕様速凍くん | 16,280円(税込) |
---|---|
サイズ | 液パック W180×D260×H20(㎜) |
収納トレイ W190×D290×H120(㎜) |
|
その他 | 液パック約500g×4枚 |
使用上のご注意
- 液パック
-
- 熱器具や火に近づけないでください。
- 電子レンジに入れないでください。
- 液体は全て食品添加物でできていますが、この製品は食品や飲料水ではありませんから、口に入れないでください。万が一、口に入りご気分がすぐれない場合はお医者様に診ていただくことをお勧めします。
- 万が一、袋が破れて中の液体が皮膚や衣服についた場合は、十分に水で洗い流してください。
- 踏んだり投げたり、無理に引っ張ったり、重いものを乗せたりしないでください。
- ハサミや尖ったもので袋を触れないようにしてください。
- 濡れた手で触りますとくっつくおそれがあります。
- トレイボックス
-
- 踏んだり投げたり、無理に引っ張ったり、重いものを乗せたりしないでください。
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